訪問看護師になるための看護マニュアル

ストーマの日常管理

日常生活における禁止事項は基本的にありません。

 

ですが、入浴と食事に関しては注意事項を守ったり、工夫をすることが必要です。
入力や食事、日常生活を工夫することで、より快適に過ごすことができます。

入浴の注意点

ストーマ周囲皮膚のケアを考慮すると、オストメイトの入浴は、
装具を外して入浴をするほうが、より皮膚の清潔を保つことができます。
なるべく入浴の際には装具を外すようにするとよいでしょう。

 

ストーマ装具を外しても、体内圧は湯の水圧よりも高いので、
ストーマから湯が入ってしまう心配はありません。
ですが、尿や便によって湯を汚してしまう心配があるので、
シャワーキャップや、プリンやゼリーのカップなどをストーマに当てて入浴するなど
工夫をすると安心感が得られます。

 

ストーマ周辺は、優しく洗うように指導します。

食事の工夫

食事に制限はありませんが、
消化器系ストーマでは、便の性状やガスの量に注意をする必要があります。

 

下痢は皮膚障害を引き起こしやすくなるので、特に注意が必要です。

 

食生活の工夫をするよう指導しましょう。

食生活の工夫の仕方

においやガスに関係する食品
臭気が発生しやすい食品: 豆、タマネギ、ねぎ、ニンニク、ブロッコリー、キャベツ、ピーナッツ、木の実、香りの強いチーズ、貝類、タマゴ、ニラなど。

 

臭気を少なくする食品: リンゴやみかんなどの果物、パセリ、オレンジジュース、クランベリージュースなど。

 

ガスが発生しやすい食品: ビール、炭酸飲料、豆類、山芋やヤマト芋などのイモ類、ごぼうなど硬い繊維の野菜類、山菜、キャベツ、カリフラワー、カブ、タマゴ、豚肉、貝、イカ、カニ、エビなど。

 

ガスが少なくする食品: 乳酸飲料、ヨーグルトなど。

下痢や便秘になりやすい食品
牛乳やアイスコーヒー、ジュースなどの冷たい飲み物。

てんぷらや中華料理、油いためなどの油類。
ビールや日本酒などのアルコール類。
ピーナッツや芋類など穀物類。
タコ・イカ・あわび・刺身などの魚介類。
みかんやオレンジ、グレープフルーツやスイカなどの果物類。
わかめや昆布などの海藻類。
コンニャクなど。

便秘になりやすいもの
餅、ご飯、パン、肉。