訪問看護師になるための看護マニュアル

バルンカテーテルがぬけてしまったとき

バルンカテーテルが抜けてしまったときには、
途中で切れていないかどうか、尿道から出血がないかどうかを確認し、
訪問看護師に連絡するか、外来受診をするように指示します。

バルンカテーテルやチューブのトラブル発生時

@ バルンカテーテルやチューブの破損

 

バルンカテーテルやチューブが破損した時、亀裂が入ったときなどで
尿漏れがるときには、可能であれば破損箇所をテープなどで一時的に補修し、
訪問看護師に連絡をするように指示します。

 

A バルンカテーテルやチューブの閉塞

 

ラインをしごいて、ミルキングすることが必要です。
訪問時にミルキング方法を患者さんや家族に説明し、
浮遊物が多いときには閉塞していなくても時々ミルキングするように促します。

 

ミルキングを行っても尿が流出しない場合は、
訪問看護師に連絡をするように指示します。

 

浮遊物が多い場合は、膀胱洗浄をする事もあります。

 

詰まったままでいると、腎盂腎炎を発症することもあることを伝え、
閉塞した場合は、速やかに訪問看護師に連絡するように伝えます。

バルンカテーテルやチューブの接続が外れた場合

バルンカテーテルと蓄尿バッグをつなぐチューブが抜けてしまったときは、
バルンカテーテル側を折り曲げて尿漏れをとめながら、
接続部の汚れをウェットティッシュなどでふき取って再接続します。

 

汚れをふき取ってから消毒し、再接続をすることが望ましいことを伝えます。

尿漏れした場合

バルンカテーテルやチューブが折れ曲がっていないかどうか、
ねじれていないかどうか、閉塞がないかどうかを確認します。

 

原因が分らず改善しない時や、
ミルキングしても尿の流出がみられないときには、
訪問看護師に連絡をしてもらうようにします。

血尿

血尿が出ている場合は性状を確認します。
どのような血尿なのかの観察が必要です。

 

血尿の濃度や血液凝固の有無、尿流出の有無、腹痛の有無などを観察し、確認します。

 

その結果、血尿の色が薄かったり、一次的な血尿であれば飲水量を多くして薄くなるかどうか、
血尿がなくなるかどうか様子をみます。

 

血尿の色が濃い場合や、薄い色であっても一日中続く場合、
めまいや気分が悪いなど、自覚症状がある場合は、
訪問看護師に連絡をするか外来を受診してもらうように指示します。

バルンカテーテルの刺激症状

バルンカテーテルの留置によって尿道に刺激があり、
違和感や痛みがある場合は、固定位置や角度を変えてみることが必要なため、
訪問看護師に連絡をしてもらうようにします。

 

痛みが強い場合も、訪問看護師に連絡をしてもらうか、
外来を受診してもらうようにします。

発熱

発熱は、尿路感染によるものがあります。
尿路感染による発熱は、急激に38℃以上に上がり、
全身の倦怠感や腰背部痛などの症状が出現することが多くあります。

 

悪寒がないようなら、
クーリングしながら訪問看護師に連絡をしてもらうか、外来を受診してもらいます。