訪問看護師になるための看護マニュアル

栄養

栄養剤は、種類、量など主治医から指示された内容を準備します。

 

栄養剤の種類や量は、患者さんの病状や栄養状態、活動量などによって決定されます。
栄養不足が考えられる時、過剰であると考えられる時などは、
医師に相談をして変更していくことが大切なので、常に介護者の気配りも必要です。
特に、子供の場合は、成長に合わせた栄養剤の調整が必要です。

 

水分量は、尿量や不感蒸泄などによって決定されます。
発熱や気温の上昇などによって尿量の減少が見られるときには、水分を調節するよう指導します。

清潔

全身の清潔は一般的な方法に準じます。
患者さんの全身状態やADLの状況にあった方法で行い、常に清潔を保つことができるよう心がけます。

 

口腔ケアは特に重要です。
口から食べ物を食べないので軽視されがちですが、
口腔ケアを怠ると口腔内に細菌が繁殖し、嚥下性肺炎の原因になります。

 

口腔ケアは、一日三回以上行い、具体的な口腔ケアの方法についても家族や介護者に指導します。

排泄

脱水の有無など、患者さんの身体の調子を見る目安となる「排尿」に関しては、
尿の回数や、必要に応じて尿量、尿の色などの観察が必要です。

 

尿量が減少しているとき、濃縮尿のときには、
注入している水分量を確認し、体温や皮膚、口腔内の状態を観察します。

 

脱水の場合は、水分量を増やすように指導します。

 

消化や吸収機能によって、患者さんそれぞれ、或いはその時々によって便の性状や量が異なります。
日常の排便状況や腹部の状態を観察し、定期的に排便が見られるように調整していきます。